バリアフリービーチイベントin鼠ヶ関を開催しました!
ドリームやまがた里山プロジェクトは、8月5日(金)山形県鶴岡市鼠ヶ関のマリンパークねずがせきで、ビーチをバリアフリー化し、障がい者と健常者が共に海を体験、楽しむイベント「バリアフリービーチイベントin鼠ヶ関」を開催しました。
このイベント等は、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
参加者は、山形県酒田市在住の視覚障がい者のご家族、山形県東村山郡山辺町の視覚障がい者施設のNPO法人「輝色<きいろ>」、山形県田川郡庄内町で活動する「北月山アドベンチャーくらぶ」の小中学生で81名です。
参加団体の紹介~開会でのエールの交換?
本事業の最大の目的は「健常者」と「障がい者」が一緒に分け隔てなく、海を満喫する事です。
イベントのはじめに、参加者の親交を深めるために、「北月山アドベンチャーくらぶ」とNPO法人「輝色」の団体紹介を行いました。「北月山アドベンチャーくらぶ」の小中学生たちは、少し緊張した様子でした。
マリンアクティビティを体験
イベントの主要プログラムとして、「カヤック」「ビッグサップ」「双胴バナナボート」「水上自転車」等
のマリンアクティビティの体験を行いました。参加した視覚障がい者の方は、スタッフの呼びかけやサポートにより、少しずつリラックスし、アクティビティを楽しむ様子が伺えました。
また、「北月山アドベンチャーくらぶ」の小中学生たちが率先して障がい者の方と触れ合い、アテンドする光景も見受けられました。
「参加者のみなさんの笑顔が何よりもうれしいです。」と運営スタッフも励みになりました。
家族揃って生まれて初めての海に歓喜
参加した視覚障がい者の方の中には「家族揃って生まれて初めて海にきました」というご家族も数世帯いらっしゃいました。
初めて海に触れた子どもたちは、海藻を採ったり、海に潜ったりと喜びを隠せずにいました。
また帰り際には「すごく楽しかった」と元気な声で感想を話してくれました。