バリアフリービーチ運営研修会の実施とマット常設運用開始!
自動車廃材の活用でバリアフリービーチの構築と創出
7月28日、山形県鶴岡市鼠ヶ関海水浴場で開催予定だった「バリアフリービーチイベント」ですが、参加予定の某施設関係者で、コロナ感染者がでたために延期になりました。
運営スタッフが集結していたので、急遽バリアフリービーチ運営研修会を実施することにしました。
来月から実施のイベントには、これまでにない重度の障がい者の参加もあり、各種シミュレーションを実施するとともに、コロナ対策についても改めて検討することにしました。
コロナ対策と熱中症対策
スタッフがマスク着用時とマウスシールド着用時の違いについて、実際に作業をしてテストを行い、
マスク着用での海水浴場での活動困難であるという事を実感する中で、一方ではマウスシールド着用は、ほとんど苦痛なく自然に活動できることを痛感し、このテスト結果から、イベント実施時の参加者全員にマウスシールドを配布し、着用を奨励または義務付けし(施設判断)参加して頂くという結論にいたりました。
ビーチスターの乗降研修
車いすからビーチスターへの移動手順について、各種シミュレーションで検討し、より迅速により
安全な乗降手順を確認しました。
またイベント開催時のアクティビティの搬入搬出、使用スペースの表示についても検討を重ねました。
ビーチマット常設テスト運用開始
鼠ヶ関海水浴場で、7月28日より、海水浴場オープン期間中(8月15日迄)バリアフリースロープから
波打ち際まで、車いす通行用のマットを敷設する「テスト運用」を開始しました。
ゴムマットは2021年度に、日本財団助成事業で開発製造した廃タイヤリサイクル品です。
延期になってしまった「バリアフリービーチイベント」でしたが、急遽転じたバリアフリービーチ運営研修会は、今後のイベントで活かされる事案ばかりで、大変有意義な研修会となりました。
より多くの皆様から、安全に楽しく海を親しんでもらえるよう今後も努めて参ります。
ご参加くださいました皆様ありがとうございました!